声を失ったつんくさんに、リアルにシャ乱Q世代の人たちはショックを受けたのではないでしょうか?
つんくさんはシャ乱Qを経て、1997年からはあの「モーニング娘。」のプロデュース業を本格的に始めます。
現在は、アフラックのCMでもお馴染みですね。
つんくさんの声を失った原因と、現在のつんくさんの声はどうなっているのかを中心にまとめてみます。
つんくさんはなぜ声を失ったのか?つんくさんの足跡をたどります
■つんく♂プロフィール
出生名:寺田光男
誕生日:1968年10月29日(48歳)
出身地:大阪府東大阪市
身長:170cm
血液型:B型
事務所:TNX
私のつんくさんに対する一番強いイメージは、やはりこちらですね。シャ乱Q!
『ズルい女』(1995年)が大ヒット!
現在は、シャ乱Qのファンクラブは解散されているのですが、シャ乱Q自体は解散されていません。
モーニング娘。のプロデュース業でも有名です。
現在は、ハロープロジェクトの総合プロデューサーを退いています。
つんくさんは、2014年に喉頭がん(声帯がん)を患わっていることを発表しました。
同年10月に手術で声帯を摘出し、声を失っています。
歌手なのに声を失うなんて!とびっくりした記憶があります。
つんくさんは2006年に結婚。
2008年に男女の双子の子供を、2011年には女の子が産まれました。
そんな中でのがん告知。胸を締めつけられる想いだったに違いありません。
つんくさんの妻、出光加奈子さんです。
つんくさんの声を奪った原因とは?
つんくさんは、喉頭がんの一種である「声帯がん」を発症されました。
声が枯れたり、かすれたり、自覚症状としての違和感があるため一般的には気付きやすいがんです。
早期発見により、治癒率は80%弱と高いがんでもありますので、違和感のある人はすぐに病院へ行ってください。
また、喉頭がんは特に男性に多いがんです。
そして、喉頭がん患者の9割以上が喫煙者!
喫煙者には耳の痛い言葉ですが、タバコは、百害あって一利なし、は本当のようです。
しかし、つんくさんはなんと非喫煙者です。
歌手ですし、喉には人一倍気をつけていたはずです。
ただ、歌手の人には喉の病気が多いのも事実。
「喉の酷使」という原因が一番しっくりきますね。
つんくの声が出るようになる?!再びつんくの声を聞けるのか?
声を失ってもなお、つんくさんは声を取り戻すために努力をしています。
その方法のひとつが、「食道発声法」というものです。
通常、私たちが「声を出す」時、喉の奥にある声帯という膜を、息で「振動」させて声を出しています。
その息は通常、肺にためた息になります。
「食道発声法」とは、肺ではなく「胃」にためた息を逆流させて、声帯ではなく「食道の一部」を振動させる発声法です。
ゲップを声にする感じです。
特別な器具は必要ではないですが、習得するまでに時間がかかるそうです。
それでも、現在では「OK」や「そうですね」などの言葉が、周りの人にも認識できるみたいです。
簡単な言葉を少しずつ、習得されているんですね!
しかも、この「食道発声法」は、振動の「スピード」を操ることにより、「音の高さも調節」することができるそうです。
という事は、歌も歌える?!
声帯を摘出したから諦めるのではなく、またつんくさんは歌を歌えるのかもしれない!
そのために、つんくさんは今も頑張っているんですね。
再びつんくさんの声を聞きたいと願っています!つんくさんについてのまとめ
歌手としてデビューして以来、プロデュース業としても日本の音楽界を支えて楽しませている、つんくさん。
ボーカルとして、命のように大切な「声」を失って「生きる」ことを決めた。
そんなつんくさんに、励まされている人たちは、きっとこれからも増えていくのだと思います。