第40回日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を映画『怒り』で受賞した森山未來さん。
今までの「世界の中心で、愛をさけぶ」や「ウォーターボーイズ」などでの演技とは一線を画したものでした。
この演技の幅はここ何年かテレビで姿を見なくなっていたことと関係はあるのでしょうか。
また、何やら「化け物」と言われているようですが、森山未來さんに一体何があったのでしょうか?
映画「モテキ」で見せた素晴らしいダンスの秘密や、32歳になった森山未來さんの現在、そして離婚したといわれる嫁について調べてみました。
「モテキ」で活躍! 森山未來のプロフィール
名前 森山未來(もりやまみらい)
生年月日 1984年8月20日
出身地 兵庫県神戸市
血液型 AB型
最終学歴 拓殖大学外国語学部スペイン語学科中退
母親がダンススタジオを経営していた影響か、小さい頃からジャズダンスやタップダンス、他にもクラシックバレエなどをしていたようです。
どうりでダンスが上手なはずです!
ハリウッドミュージカルを見て育ったという森山未來さん、俳優よりもダンスの方が体に染み込んでいたのかもしれませんね。
1999年15歳で舞台デビューした「BOYS TIME」は演出が宮本亜門さん。
このオーディションは年齢制限が18歳以上でしたが、当時森山未來さんは15歳だったにもかかわらず合格しています。
宮本亜門さんに「どんなダンスもこなしてしまうフレッド・アステア以来の天才」と語らせるほどの実力だったそうです。
フレッド・アステアといえば、あのマイケルジャクソンが尊敬してやまない人物!
誰も真似できない究極のダンスで数々のミュージカル映画を大ヒットに導いています。
森山未來さんにとってどんな褒め言葉よりも嬉しかったのでは、と想像します。
そして2001年に「TEAM2」でドラマ初出演。
2003年、その名を広めることとなった「WATER BOYS」でブレイク。
翌2004年には「世界の中心で、愛をさけぶ」と立て続けにヒット作に出演。
2011年には映画「モテキ」が大ヒット、例のキレッキレダンスは小さい頃から培ったものだったのですね。
そして2012年には吉永小百合さん主演の映画「北のカナリアたち」の演技で様々な賞を受賞しています。
「モテキ」の森山未來、一般女性の嫁とは離婚してる?
2010年3月に一般女性と交際半年で結婚、同年10月には子供が生まれているそうです。
いわゆる「できちゃった婚」かもしれませんね。
お嫁さんについては一般人なので詳しいことは公表されていませんが、もともとはOLで森山未來さんより年上ではないかと言われています。
離婚の噂もありますが、公表されていないようですね。
森山未來さんには数々の不倫疑惑があり、お嫁さんが臨月の時にも美女との居酒屋デートが発覚したり、椎名林檎さんとの不倫が問題になったこともあります。
椎名林檎さんは森山未來さんのファンで、舞台の打ち上げの席で親密にしていた二人の席に、途中から参加したお嫁さんが歩み寄り夫の森山未來さんに水をかけた、というこわ〜い噂もあります。
そんな奔放な旦那さんは1年間も海外に行くことになります。
「モテキ」から「表現の化け物」へ、森山未來の進化
森山未來さんは2013年10月から1年間文化庁の文化交流使に任命され単身イスラエルへ渡ります。
そしてイスラエルのダンスカンパニーに入団し踊りに没頭、踊りまくっていたそうです。
この時の自撮りしたドキュメンタリーがテレビで放送され話題になりました。
どうりでしばらく姿を見なかったわけですね!
というか「逃げ恥」は星野源より森山未來がぴったりだったんじゃないか、と個人的には思ってるんですけどね^^;
帰国してからはさらに磨きがかかったダンスを武器に舞台などで活躍しています。
ダンスの上手さから起用を決めた「モテキ」の監督・脚本を勤めた大根仁さんは森山未來さんのことをこう言います。
「表現の化け物ですよ」
舞台の稽古期間中テントを張って公園に野宿していたそうです。
家に帰ると生活があるので気持ちの切り替えができない、との理由で。
どこまでもストイックな森山未來さん、奥さんも大変だろうな〜と思ってしまいます。
「モテキ」以降に転機があった??森山未來の現在
2016年11月に故松田優作さん奥様である松田美由紀さんが設立した事務所「オフィス作」から独立、携帯電話も持たずに一人で仕事をしているそうです。
「オフィス作」は営業をしないことで有名らしく、オファーを受けるだけなんだそうで、スキャンダルなどにおいてもスルーするそうです。
やりたいことが見えてきて、それに向かっていくための独立だったのかもしれませんね。
芸能界に入ったきっかけはダンスでしたが、有名にしたのは俳優という演技の仕事。
「おもしろい仕事だけやりたい」そう思う気持ちと裏腹にそれでは日本では生きていけない、そんな葛藤の中で帰国。
帰国後の映画「怒り」では凄みを増した存在感のある演技を見せました。
「モテキ」から進化し「表現の化け物」と言われるほど演技派になった森山未來さんについてのまとめ
2017年1月、自らが企画・制作したパフォーマンス作品「JUDAS, CHRIST WITH SOY~太宰治『駈込み訴え』より~」が横浜赤レンガ倉庫1号館で公演されました。
振付家でありダンサーでもあるエラ・ホチルドと共に太宰治の短編「駈込み訴え」を下敷きに共作した作品で、変幻自在なムーブメントと音楽で作り出されるアートの世界です。
「森山未來にしかできないもの」
に向かって歩き始めているのかもしれません。