病気で闘病をされていた野際陽子さんが、13日に亡くなられていたことが分かりました。
年齢も感じさせないほどお元気で、今やテレビで見ないくらいの活躍をされていた野際陽子さん。
その、突然の訃報に驚いた方が多かったのではないでしょうか。
今回は、野際陽子さんが闘病していた病名や年齢、出演作などをまとめてみました。
年齢を感じさせない野際陽子さんのプロフィールは!?
1936年01月24日生まれ。
立教大学文学部英米文学科を卒業した後、NHKにアナウンサーとして入局します。
当時はアナウンサー出身の女優さん、というのは珍しかったようですね。
退職を考えていた野際陽子さんの元に、TBSのプロデューサーであった大山勝美さんがドラマへの出演をかけにいきました。
出演した映画で定評を得た野際陽子さん。
映画での演技が評価され、自信を持った野際陽子さんは次々とお芝居を始めていきます。
パリへの留学経験もある野際陽子さんは、新旋風を巻き起こしますよ!
フランス製のミニスカートを初めて履いた女性と言われています。
ファッションの流行もさせてしまうほどの野際陽子さん、凄いですよね。
1972年、テレビドラマで共演した千葉真一さんと婚約・結婚をしました。
娘である真瀬樹里さんを1975年に出産しますよ!
芸能界では高齢出産と言われていました。
日本で活躍していた最中、千葉真一さんが渡米をすることを決意!
テレビドラマでも活躍中であった野際陽子さんは、渡米を見送ることにしたため離婚という形となりましたね。
1992年「ずっとあなたが好きだった」の姑役が大ヒット。
強烈な印象を植え付けましたね!
それ以外にもたくさんのドラマや映画に出演してきました!
野際陽子さんが闘病していた病気って何!?
2014年に初期の肺腺ガンと診断されました。
肺腺癌とは、肺がんの60%を占めるものです。
肺癌と聞けば、喫煙が主な原因と思われがちですよね。
しかし今回野際陽子さんが闘病していた肺腺癌は非喫煙者の方がかかりやすいものと言われています。
初期症状はほとんどないためわからないのだとか・・。
進行とともに、空咳や痰・喘鳴などが伴ってきてわかることがあるようです。
その後、2014年から治療を始めた野際陽子さん。
肺腺癌の手術をしたけれど翌年には再発したために、摘出手術を行います。
5月末には、肺炎を併発したため入院をしていたようですが回復することなく亡くなられました。
享年81歳でした。
野際陽子さんの出演作についてまとめてみた!
テレビドラマなどたくさんの作品に出演されています。ご紹介していきますね!
≪1963年~1967年≫
・非の器
・赤いダイヤ
・ザ・ガードマン
・ローンウルフ一匹狼
≪1968~1973年≫
・キイハンター
・フジ三太郎
・子連れ狼
・非情のライセンス
≪1974年~1976年≫
・大盗賊
・鬼平犯科帳
・剣と風と子守歌
・松本清張シリーズ・事故
・コードナンバー108 7人リブ
定期的に色々なドラマに出演されていましたよ!
近年のドラマ出演はコチラ!
≪2012年~2015年≫
・漬け物学者・竹之内春彦 京都殺人100選
・DOCTORSシリーズ
・途中下車
・警視庁捜査一課9係 Season11・12
芸能界も衝撃!病気で闘病中だった野際陽子さん死去の報道
復帰を期待され、複数の台本を準備されていた野際陽子さん。
近親者のみの葬儀が本人の希望だったこともあり、お別れ会なども行われないようです。
元夫の千葉真一さんは、葬儀には参列はされなかったとのことです。
娘さんのことも心配しているようで、一緒に暮らすことも考えているとのことでした。
亡くなった姿を見るまでは、受け入れられないと千葉真一さん。
元妻の訃報を受け入れたくはなかったのでしょうね。
野際陽子さんらしいといえば、野際陽子さんらしいかもしれませんね。
弱音を周りに見せない方だったようです!
娘さんの腕の中で安らかに息を引き取ったとのことです。
芸能界のお母さん的存在であった野際陽子さん。
多分、他の誰かが野際陽子さんの代わりを演じたとしても務まらないんじゃないかなぁというぐらい、ドラマの演技も映画の演技も素晴らしかったですね。
「やすらぎの郷」が遺作となってしまいました。
これからも語り継がれていくであろう野際陽子さんの出演ドラマ。
独特の雰囲気があるにもかかわらず品があり、見ている人を惹きつける不思議な力がありますよね。
野際陽子さん死去!闘病していた病名は!?のまとめ
様々な活躍をされてきた野際陽子さん。
また一人、名優さんが亡くなられました。
姑役や悪女役など結構はまり役もあり、ファンも多かったに違いありません。
忘れ去られることのないように、野際陽子さんの作品が語り継がれていくことが一番本人が望まれていることかもしれませんね。
品のある女優さん・公私ともにとても優しい方というのは、作品を見てきても十分伝わってきていました。
色々な方々が訃報を聞きコメントされている中、野際陽子さんの素晴らしさやさしさのみしか出てこないというのは、それだけ皆さんにとっても受け入れられていた証拠です。
娘さんの腕の中で息を引き取れたというのは、最期の救いだったのかもしれません。
ご冥福をお祈りいたします。