中堅どころの演技派、鶴見辰吾さんには今では知られざる過去がありました。
ちょっとビックリなその経歴を追ってみましょう。
俳優・鶴見辰吾が病気で激やせ?
鶴見辰吾さんは1964年12月29日生まれ。53歳(2017年現在)。
東京都出身。
1977年の「竹の子すくすく」というドラマでデビューしました。
その後、今では誰もが知っている1979年から始まった「3年B組金八先生」の第1シリーズに出演。
ここでは、金八先生が担任を受け持つ中学3年生のクラスの雪乃(杉田かおる)の妊娠が発覚。
その父親が同級生の保(鶴見さん)という、その当時はかなりショッキングな中学生の妊娠という内容でした。
鶴見さんや杉田さんらの演技力により、感動的な回となりました。
余談ですが、最近はあまりそう感じなくなりましたが、以前は彼を見るとトシちゃん{田原俊彦さん}に似ているよなー、と思うことが度々ありました。
似ていましたよね?!あれ?(笑)
今現在は風貌が変わり、白髪でベリーショートのイメージがあり、渋くかっこいいおじさまとなっていますが、かつては激やせしたのではないか、病気か?!という噂が出ていました。
でもそんな大病の記録もなく、激やせしたと思われたのは中年太りになるお年頃に自転車に目覚め、それによって体が鍛えられたことからだと思われます。
鶴見さんは一度ハマるとストイックに追及していくようです。
今や元祖ロードバイク好き芸能人とまで呼ばれるようになり、「多い月は月間2000km以上自転車で走る」というコメントも残し、2007年には2代目自転車名人に選出されています。
自転車名人とは「自転車活用推進研究会」なるNPO法人が、自転車活用の模範となる著名人を表彰するものです。
初代は災害時にボランティア活動をするために自転車で駆け付けようとしたことが評価された忌野清志郎さんでした。
鶴見さんが二代目に決まった理由は、現在自転車愛好家に女性が少ないのですが、そんな状況の中、自分の奥様を自転車の世界に引き入れることに成功したことが評価されたからだそうです。
そしてマスコミで自転車の魅力をアピールした功績も理由の一つとのことです。
俳優・鶴見辰吾、過去に逮捕歴があった!
今の活躍からは思いもよらぬことだと思いますが、鶴見さんには大麻での逮捕歴があるとのことです。
「スクールウォーズ」で森田 光男(もりた みつお)役を演じる予定でしたが、逮捕されてしまったため、断念せざるを得なくなったそうです。
しかしその後更生してすぐに、同じく「スクールウォーズ」の名村 直(なむら ただし)役で復帰したそうです。
ですが!
調べてみても逮捕時の確実な情報が全くなく、新聞では逮捕されたニュースを見たけれどテレビでは一切そんなニュースが流れなかったと言う人もいます。
他も噂レベルの話しかないので、逮捕されたというのが事実なのかどうかわかりません。
都市伝説なのか?と思ってしまうくらいです。本当のところはどうなのかすごく興味があります。
誰か真実を教えてください!!
鶴見辰吾、なぜマラソンや自転車を始めたの?
前述のように、鶴見さんは奥様を巻き込むほどの、芸能界きっての自転車好き。
自転車を始めたのは遅くて、40歳手前頃からとのこと。
きっかけは、ゴルフの練習に行く時に自転車で何気なく走っていた時だそうです。
何気なく周りを見ると、この道があの道につながっているんだとか、ここはきれいな道だなとか色んな発見があるそうです。
自転車って面白いなと思い始め、友人にそれを話したところ、ロードバイクならもっと遠いところに行けるよ!と聞き、翌日早速(行動が素早い)遠出をしてみたそうで(笑)
目的地に着いた時の達成感がすごく面白くてどんどんハマっていったということです。
そうやって自転車にハマっていった鶴見さん。
ある日行きつけの寿司屋の大将に、地元の横浜で開催されるマラソン大会に誘われ、参加したのがきっかけでマラソンにも大ハマりすることになりました。
マラソンの経験は殆どなくて大嫌いだったとのことですが、経験も知識もトレーナーもなしの状況で完走!
なんと、3時間12分58秒という初フルマラソンでは驚異的なタイムを残しました。
この結果も自転車で鍛えられた体があるからこそなんでしょうね。
しかしこの大会は後に186.2メートル距離が短いことが判明し、公式記録には残念ながらならなかったそうです。
そのこともあり、鶴見さんは同じ横浜マラソン2016に再度チャレンジし、3時間9分27秒というこれまた素晴らしい自己ベストを更新し、リベンジに成功しました。
他のマラソン大会からも誘いがあったそうですが、横浜の借りは横浜で返す!との執念で、全て断っていたそうです。
そして今回は陸上解説者の金 哲彦さんに練習法を教わって、体脂肪率を常に10パーセント近くを維持するなどして臨んだということですから、そんじょそこらのアスリートよりもアスリートらしい。この方は俳優さんでしたよね(笑)。
でも、この頑固なアスリート魂があったからこそ完走できたのでしょう。
逮捕も病気も嘘だった??マラソンや自転車に夢中!「健全な」鶴見辰吾さんについてのまとめ
本業ではない自転車・マラソンにストイックな姿勢を見せている鶴見さん。
それと共に本業の役者としての仕事も真面目な役から悪人まで幅広くこなし、最近では映画「シン・ゴジラ」や韓国映画の「密偵」などにも出演しています。
そして5月20日に公開されたばかりの「ポエトリーエンジェル」では主役、玉置 勤(演じるは岡山 天音さん)の父親の玉置 靖役を演じています。
鶴見辰吾さんは、年を重ねるごとに違う味わいが出てくる役者さんです。
これからまたどんなことに興味を持って、どんな役に挑んでいくのか楽しみです。