この問題に関係する人達の態度がどうにも不可解で国民は首を傾げるばかりですが、森友学園問題に新たな人物が関わってきました。
それが民進党の辻元清美衆議院議員です。
辻元さんとはいったいどういう人なのか、どうして森友学園問題に関係があるのか調べてみました。
民進党衆議院議員、辻元清美の正体?
辻元清美さんは1960年3月28日生まれの57歳。
奈良県吉野郡大淀町出身。
デパートで2年間販売員として勤務したのち、1996年に衆院選比例近畿ブロックで初当選しました。
現在は民進党所属の衆議院議員で、立憲フォーラム幹事長であり、NPO議員連盟幹事長、その他内閣総理大臣補佐官として災害ボランティア活動担当などを歴任されておられます。
国会中継で「総理、総理!」と何度も(しつこく)連呼していたのはみなさんの記憶にも残っていることでしょう。
あれは、憲法9条の範囲内で集団的自衛権を行使できないのではないのかということを言うための呼びかけでした。
「仕事をつくる、暮らしを守る」ということ。
辻元さんは中小企業や私達国民の身近にある商店を守りたい、年金暮らしの不安を取り除きたい、子供たちの未来を紡ぎたい。
富裕層よりの政策が増え続ける中、その歯止め役になりたいとの政策を掲げています。
強い意志を持つ辻元さんですが、そのためにデマが横行することが度々あります。
まずは韓国よりの発言をするという印象を持たれているため在日朝鮮人なのではないかという噂に関しては2014年のあるインタビューでキッパリ違いますと否定しています。
震災時に、自衛隊は違憲なので自衛隊から食料を受け取らないようにというビラを撒いたとか、自衛官に対して「あんた!そこ(胸ポケット)にコンドームを持っているでしょう!」と言った(このデマを流す意味が今一つわかりませんが)とか。
ビラのデマは産経新聞の記者が記事にしたとのこと。
プロの記者がそんなことをするのかと信じられない思いでしたが、実際当事者の太田清彦自衛官は「そんな事実はない」と証言したのもあって辻元さんが勝訴しました。
そして辻元さんには、結婚はしていませんが内縁の夫と言われている第三書館という出版社の社長の北川明氏の存在があります。
辻元さんの公式ブログでは彼女のお母さんが、北川氏が内縁の夫だというのはデマだと言っています。
「辻元清美は大阪府高槻市のマンションでわたしと暮らしています。内縁の夫などはおりません」と。
しかしウィキペディア然り他のインターネットの情報でも北川氏が辻元さんの内縁の夫ということは殆ど事実として書かれています。
それをもっと公に声高に「違います!」と言わないのは事実だからでしょうか。
別に辻元さんに内縁の夫がいようがいまいが関係ありませんが、そのお相手が国自体を揺るがす団体に所属する人間だとしたらどうでしょう。
北川氏は出版社の代表者でもありますが、日本赤軍のメンバーの要注意人物だということです。
辻元さんとは、彼女が早稲田大学在学中に知り合ったとのことで、辻元さんが設立に加わったとされるNGO「ピースボート」の後ろに彼がいたという噂があります。
ピースボートとは、国際交流を目的として設立され、世界各地を巡る地球一周の船旅を行う団体です。
しかしこの活動の際、
・参加者が公然とマリファナ吸引をしていたという噂(北川氏の出版社ではマリファナ・殺人・テロ・反社会的著作を多数出版している)
・日本赤軍が移動する際に北川氏がピースボートに紛れ込んで移動していた
などの噂もあり、その活動内容はグレーなところも多いようです。
2002年には、社会民主党の国会議員や秘書らによる議員秘書給与詐欺事件で辻元さんら4名が逮捕されて全員有罪の判決を受けたことがあります。
逮捕後は関係者と口裏合わせをして証拠隠滅を図った事実と詐欺容疑を全面的に認めたそうです。
それにより、一時的に政界から離れましたがその後再び2004年7月に大阪府選挙区から無所属で立候補しました。
しかしその時は落選しています。
2005年に社民党公認で再び立候補して比例近畿ブロックで復活。
政治活動で犯罪を犯して、悪びれることなく堂々と公約を掲げて再び同じ世界に戻って来れるのはどうしてなのでしょうかね。
恥を知ることなくしがみつきたいほど甘い蜜が政治の世界にはあるのでしょうか、愚民にはわかりかねますが……。
辻元清美、森友学園問題での記者会見から逃げた?
現在、学校法人「森友学園」の問題で自民党が24日に公表した安倍晋三首相の昭恵夫人と籠池泰典理事長の妻との3月1日にやり取りしたメールの中で、辻元さんの名前が出てきました。
それによると、辻元さんが幼稚園に侵入しかけた。
嘘の証言をした男は辻元さんと仲良しの関西生コンの人間だった。
というような内容(もちろん他にももっと書いてありますが、ここでは割愛させて頂きます)とのことでした。
それを聞いた辻元さんは弁護士と相談したと言い、強気の構えで会見も辞さない態度でしたが会見直前になって取りやめとなりました。
噂では、民放各局と新聞社が決定的な情報を手に入れたとの情報が耳に入ったからビビったのではないかとも言われています。
2月21日に辻元さんと一緒に現地視察に行った玉木雄一郎衆議院議員は、自身のツイッターで辻元さんに関するネットで出回っている情報は事実無根だとしていました。
ネット等で辻元議員に関する情報が出ていますが、すでに党からコメントを出しているとおり事実無根です。また、明日午後、本人が公式に記者会見する予定です。逃げも隠れもいたしません。
— 玉木雄一郎 (@tamakiyuichiro) March 26, 2017
昨日はあまりにデマが酷いので、辻元議員が会見しますと書きましたが、すでに党として公式コメントを出しており、また、本件で問題をすり替えようとうごめいている方々がいらっしゃるようなので、会見は行わず従来どおりの対応といたします。
— 玉木雄一郎 (@tamakiyuichiro) March 27, 2017
あらあら、拳を振り上げたは良いけれどスッと下げてしまい、尻すぼみに終わってしまいました。
本人から詳しい報告はされていませんが、籠池夫人の言うことも信用に値するのかわかりません。
辻元さんもこの問題に関わっているのかどうか、逃げて隠れた感じになってしまったので真相はわからないままです。
籠池夫人が暴露したメールの中の「生コン」と辻元清美の関係とは?
籠池夫人のメールの中に出てきた「仲良しの関西生コンの人間」とは、いったい何なのでしょうか。
メール原文は籠池夫人がメール操作に慣れていないからか、わかりにくいのです。
内容はだいたい、嘘の証言をさせるために辻元さんが仲の良い関西生コンの人間を3日間だけ作業員として送り込んだ、ということが書かれていました。
ここに書かれている関西生コンの正式名称は、連帯ユニオン関西地区生コン支部だということです。
2009年に月刊「宝島」に、この関西生コン幹部の武健一氏が辻元さんに政治献金をしていたという記事が載っています。
もしこれが本当なら辻元さんと関西生コンの関係が無ではないことがわかります。
武さんには知人の生コン会社に数十億円を貸し付けて損害を与えた背任容疑や他に贈賄容疑などでの逮捕歴があり、辻元さんと関係があって今回の問題に関わっているなら大問題になり得ます。
森友問題最大のタブー!辻元清美、生コン問題から逃げるな!についてのまとめ
こんなことを国会で取り上げて時間をかけるなんて!と苦笑いする政治家も多いと思います。
そうかもしれませんが、この問題の詳細が明るみに出ることによって似たような事例の抑止力になるでしょう。
ここに何食わぬ顔で関わってきた政治家やお役所の人達も、8億円の価値くらいわかるようになるのではないでしょうか。