水難でまたひとり、若く尊い命が失われてしまいました。
亡くなったのは伊藤元太さん。
「天才テレビくんMAX」で”てれび戦士”として活躍していましたが、学業専念のため一時芸能界を休んでいました。
そして早稲田大学に合格し、芸能界復帰に向け前向きに取り組んでいた様子がTwitterなどからうかがえます。
訃報が公になったのは死去して4ヶ月後、19歳の誕生日を迎えるはずだった2017年1月5日。
『天才てれびくん』公式サイトの「サーカス部」のページで、多摩川で起きた事故の経緯とご両親の手記が綴られています。
サーカス部のサイトはこちら
伊藤元太は「天才テレビくんMAX」で子役として活躍!
1985年1月5日が誕生日の伊藤元太さん。
生きていれば19歳になっていました。
2008年から2010年にかけて、NHKの番組「天才てれびくんMAX」でてれび戦士として活躍していたタレントで、この時小学校5年生〜中学校1年生でした。
この「天才てれびくん」とはNHK Eテレで今でも放送されている子供向け番組です。
1993年に「天才てれびくん」としてスタート
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「天才てれびくんワイド」
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「天才てれびくんMAX」
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現在は「Let’s天才てれびくん」として放送されています。
この番組の中に登場する”てれび戦士”という子役で伊藤元太さんが出演。
生田斗真さんやウエンツ瑛士さん、岡田結実さんなどもこの”てれび戦士”で活躍していました。
この番組の後は芸能界とは離れていたようでしたが、最近のツイッターでは芸能界復帰をほのめかしていました。
そして高校は偏差値71の栄東高校。
素晴らしい頭脳の持ち主だったのですね。
高校を卒業して早稲田大学商学部に入学し、輝かしい未来が待っているはずでした。
早稲田大学に通うために、車の免許を取った矢先の事故
2016年4月1日の自身のツイッターで早稲田大学に入学したことを報告しています。
がんばって合格した大学。
たった5ヶ月間の学生生活、そして8月29日最後のツイートが
https://twitter.com/gengen0105/status/770484017577783296
でした。
その前の7月には「芸能復帰は事務所探し中」とツイート、芸能界復帰が間近であったのかもしれません。
その後更新されないツイッターにファンや関係者からは不安の声が出始めていました。
日付の重なるこの多摩川の事故との関連を心配する人もいました。
てれび戦士として共演していた女優の白坂奈々さんは公表前から知っていたようですが、サーカス部で公表されてから自身のブログで切々と思いを綴っています。
他にも元てれび戦士の方達から悲しみの声が出ています。
私の心の中で、君はずっと君のままで生きているから
私は今日も頑張るよ— 重本ことり (@kotorishigemoto) January 16, 2017
細田羅夢
”涙が止まらない。必ずLINEが返ってくるのにお正月のLINE既読すら付かなくておかしいなと思っていたら…”
他にもたくさんのてれび戦士からのメッセージがツイッターなどで寄せられました。
伊藤元太さんが死去した多摩川の事故について
2016年8月31日、青梅市内の多摩川に友人と3人で遊びに行った時の事故でした。
この時多摩川は台風の直後で増水していて、どのような状況で中洲に取り残されたのかはわかりませんが、中洲から岸へ戻る途中で川に流されてしまいました。
友人は自力で岸にたどり着きましたが伊藤元太さんはそのまま流されてしまったということです。
そのまま行方不明になり、6日後遺体となって発見されました。
その時のニュース記事がこちらです。
”6日午前6時25分ごろ、東京都羽村市羽西の多摩川で男性の遺体が浮いているのが見つかり、警視庁青梅署が8月31日から行方不明になっていた都内の大学生(18)と確認した。水死とみられる。
同署によると、大学生は友人2人と約6キロ上流で遊泳中に流された。友人2人は自力で岸にたどり着き無事だった。当時は台風による大雨で川が増水し、濁流になっていた。”
引用元 http://www.sankei.com/affairs/news/160906/afr1609060005-n1.html
ご両親が事故の公表をしなかったのは”心の整理がつかなかった”とサーカス部で記されています。
ごもっともだと思います。
そして伊藤元太さん誕生日の1月5日に公表することを相談されたサーカス部が公表する場としてここでのお知らせとなったようです。
水難事故といえば玄倉川水難事故がありました。
1999年8月14日に神奈川県にある玄倉川での事故でした。
中洲にテントは張っていた18人のうち13人もが川に流され命を奪われてしまいました。
流れの速い川は想像以上に歩くのが難しく、増水し始めるとあっという間に景色が変わってしまいます。
川を甘くみてはいけません。
1,285のツイートを残し2016年8月29日で止まったまま、もうつぶやかれることのないツイッターですが、今でもフォロワーは3万人を超えています。
このような痛ましい事故が、今後起きないように祈るばかりです。
伊藤元太さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。