「洞窟おじさん」とはどんな方なのか気になりますね。
加村一馬さんが書いた本の内容は実話なのかどうか、どのような本を書いているのか調べてみましたので見てくださいね♪
壮絶な過去を持っている加村一馬さんの半生を少しずつ見ていきましょう。
幼少期の心の傷はなかなか言えないことがよくわかるお話ですよ。
では実際に見てみましょう。
洞窟で暮らす中、蛇や魚などを食べつつ43年間暮らすというのは並大抵のことではないですよね・・。
すごいとしか言いようがないけれど、本人なりにそうせざるを得ない理由があったのです。
窮地に追い込まれた時、人は乗り越えざるを得ないこともあるんだなと改めて思い知らされる内容になっていると思います。
「洞窟おじさん」こと加村一馬さんとはどんな方なのか???
両親から受けていた虐待から逃げるために、愛犬と共に洞窟にこもり川べりなどを散策しながらサバイバル生活を43年間続けた人こそ加村一馬さんです。
2016年07月20日に放送されたドラマが話題を呼び、再放送が決定されたのです。
放送された内容に反響が大きかったため、再放送がされたのです。
このドラマで主演を演じたのはリリー・フランキーさんと社会復帰の手助けをした世話役の方を尾野真千子さんです。
2004年に「洞窟おじさん 荒野の43年」が原作です。
実話に基づいて書かれたものです。
11年前に現行犯逮捕をされたことがきっかけで、過去が明らかになり執行猶予処分が下されたのです。
釣りをしていたときに知り合った方の元で、社会復帰を目指したが険しく容易なものではなかったのです。
どうしてもうまくやっていけずその人の元を離れてしまい、また川べり生活に逆戻り・・・。
そんな時、福祉施設を運営する「三和会」の藤澤敏孝さんでした。
住み込みで働くようになったのですが、加村一馬さんの担当になったのが保嶋のりこさんでした。
トラブルを再々起こし抜け出していたたびに保嶋のりこさんは連れ戻しに行ったそうです。
不信感をぬぐうために時間はかなり要しました。
決して逃げることを許さなかった保嶋さんの努力が実を結び少しずつ心を開いていったのです。
最終的には、施設でブルーベリー畑を一人で作ったりしたのです。
心境の変化というか、人に必要とされていると感じた時に不信感から解き放たれたのでしょう。
加村一馬さんの心の支えだったシロとの別れと兄との再会!?
加村一馬さん、色々な疲れが重なった時に高熱が出てしまったそうです。
その時、一線を越え向こうの世界に逝きそうになったとき、愛犬の白が耳を噛んで引き戻してくれたのだとか・・。
凄いですよね。
高熱で苦しんでいるときに、沢の水にタオルを濡らし頭においてくれたのだとか・・
本当に以心伝心ではないですが、予知できたのかと不思議になるぐらい忠実だったんですね。
2年後にシロを失い、心の空間ができてしまった加村一馬さん。
同じ洞窟では暮らせなくなりますよね辛いですからね。
蘭で囲ったお墓にシロを埋葬してやり、その場を後にしたそうです。
57歳ごろの時一度仲の良かった兄と工事現場の仕事の時に再開したものの、一緒には戻らなかったそうです。
戻れないですよね・・。
43年間は長いですし、その当時の事を許せるわけはないですもんね・・。
その事柄が良かったのか悪かったのか、また再度サバイバル生活に戻っていってしまうのです。
人間不信に陥いらせた両親家族に問題があるけれど、なぜ再会して声をかけてしまったんでしょう。
身内だからと言われても信じることが出来ませんよね。
加村一馬さん、現在の生活はどうなっている!?
ご自身で立てた家でひとり暮らしをされ自炊をしているのだそうです。
サバイバル生活で培った洞察力は今でも健在のようです。
障碍者支援施設の職員でブルーベリー農園の栽培を担当しているそうです。
苦労してきたけれど、人間って窮地に追い込まれてしまったらどうにか生活していけるんですね。
賛否両論あるのかもしれませんが壮絶な生活をしてきた分、これからは笑うことの多い生活ができていけばよいですよね。
きれいごとだけでは本当に生きていくのは難しいのかもしれませんね。
色々な事情があるけれど・・。
本の内容は実話だった!「洞窟おじさん」加村一馬さんについてのまとめ
もし仮に11年前に現行犯で捕まっていなければ、現在の加村一馬さんはまだ洞窟生活が続いていたのかもしれません。
人生の転機っていつ起こるかわからないですよね。
良い意味で発見されることにより解放されてよかったのかもしれません。
かなりの苦労であったには変わりないのですから。健康で残りの人生を満喫できると良いですね♪
生きるためには何でもしていいのか、と改めて考えさせられるものなのではないかなと思います。
実話で尚且つご本人の書いた本がもとになって実写化されたもの、反響が大きかったという理由も分かった気がします。
いろいろな事件や虐待が多い現代、まだまだなのかもしれませんね。
幼少期の生活っていかに大切かというのがよくわかるお話ではないかと思います。見たことがない方は是非見てみると良いかもしれませんね。